top of page

アンチエイジングと食生活

特集記事第2回目は、アンチエイジングと食生活についてです。

第1回目では、「老化について」という内容を記載しましたが、

今回の話はかなり関係のある内容となっています。

食生活を意識して、身体の内側からきれいになりませんか?

アンチエイジングに効果的な食べ物・食事・食習慣について

アンチエイジングと聞くと、どうしてもスキンケアをイメージしてしまうものですが、

外からのケアと同様に内側からのケアも大事な要素となります。

化粧品も大切ですが、基本は食べ物からです。

①おすすめは和食

 日本食は、元来「玄米菜食」を中心に大豆製品、海藻類などを組み合わせて食べるもの。これらの食品はアンチエイジングの効果が高い食品でもあります。

 体の健康に欠かせない有名な9品の食材にも玄米、大豆製品、海藻類は含まれています。この9品の頭文字をとって「孫子は優しいよ(まごこはやさしいよ)」と覚えましょう。これらは低カロリーで栄養価の高い優良食材として有名な9品ですが、アンチエイジング食材としてもお肌の健康にオススメです。

  ま:豆腐類

  ご:ゴマ

  こ:米(なるべく玄米)

  は:わかめ(海藻類)

  や:野菜

  さ:魚

  し:しいたけ(キノコ類)

  い:イモ類

  よ:ヨーグルト(発酵食品)

②エイジングケアの効果的な食材と摂取方法

・脂の少ないタンパク質

 タンパク質は身体や肌を形づくる素材として欠かせない栄養素です。お肉だけでの摂取ではコレステロールが心配ですが、大豆製品やアボガドなどを積極的に摂るようにするとカロリーが抑えられる上、ビタミンEも摂取することができるのでオススメです。

・低GI食品

 糖の分解が緩やかな低GI食品を摂ることが生活習慣病を防ぎ、若々しい肉体を保つのに役立ちます。

 低GI食品とは、玄米、全粒子のパン、きび砂糖や黒砂糖というように精製した白いものではなく、皮・胚・殻のついた茶色い食品です。また、これらの食品はミネラルも豊富に含まれています。

・身体を汚さない脂質

 基礎代謝が下がる40代以降は、悪玉コレステロールを増やさない事が重要です。そのためには悪玉コレステロール減らす働きを持つオリーブオイルや、血液をサラサラにしてくれるαリノレン酸を含むえごま油や亜麻仁油を取り入れるのがオススメです。

・デトックス効果のある食物繊維

 食物繊維は腸壁の掃除をしてくれるので便秘が解消します。また、小腸では免疫力を活性化させたり余分に食べ過ぎた脂肪を吸収しないようにしてくれます。

・美しい肌の再生に必要なビタミンA

 皮膚の代謝を高めて美肌力を高めるビタミンA、これを多く含む食品にはあん肝などの動物の肝臓やうなぎ、卵などがあります。

 体内でビタミンAに変わるβカロテンは、ニンジン、パセリ、ほうれんなどに多く含まれています。

・新陳代謝を高めるビタミンB群

 ビタミンB群は、細胞の新陳代謝を高めて肌の健康を保ちます。

 ビタミンB群を含む食品には、

   玄米(ビタミンB1) うなぎ(ビタミンB2)

   たまご(ビタミンB2・パントテン酸・葉酸)

   納豆(ビタミンB2) バナナ(ビタミンB6)

などがあります。

・身体を錆びさせない脂溶性ビタミンE

 脂溶性ビタミンEには活性酸素を除去する強い抗酸化力があり、血行を促進するビタミンE、ナッツ類、すじこ、南瓜、玄米などに多く含まれています。

・野菜の持つ抗酸化力、ファイトケミカル

 ファイトケミカルとは、野菜が自らを外敵などから守る為に蓄えた成分のことをいいます。人間が摂取することで強い抗酸化力を得ることができます。代表的なファイトケミカルは、トマトのリコピン(ビタミンEの100倍の抗酸化力)、黒豆、ベリー類のアントシアニン(美肌効果)などがあります。

・海からの恵み、ミネラル

 わかめ、昆布などの海藻類には、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、鉄、ヨウ素などミネラルが豊富に含まれており、肌のうるおいを保って免疫力を高めます。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page